「白鷺鱧(しらさぎはも)祭り」が7月30日、妻鹿漁港にある「姫路まえどれ市場」(姫路市白浜町字万代新開甲、TEL 079-246-4199)で開かれる。
姫路市近海の播磨灘で取れる地元産ハモの普及を目的とした同イベント。主催の坊瀬漁業協同組合では、ハモのふっくらとした純白の白身が白鷺城(姫路城の愛称)を連想させることや「姫路を代表する魚に」との願いから「白鷺鱧」と名付けて、「姫路のハモのおいしさを市内外の方にももっと味わってほしい」とPRに力を入れている。
ハモの調理には骨切りという高度な技術が必要になるが、同漁協は独自に骨切り機械を導入。水揚げ直後に生け締めしたハモを骨切り処理して瞬間凍結し、鮮度を保ったまま出荷し、京都の市場でもシェアを広げている。
当日は、白鷺鱧の特価販売や料理人によるハモの解体や調理実演をはじめ、白鷺鱧汁、白鷺鱧フライの無料試食や「魚とのふれあい体験コーナー」「ガラガラ抽選会」など家族連れで楽しめる催しを用意する。
バーベキューコーナーでは白鷺鱧付きの「海鮮おまかせコース」(3人前=6,380円)、併設する「まえどれ食堂」では「白鷺鱧御膳」(2,750円)、「白鷺鱧丼」(1,200円)などを提供する。
開催時間は9時~14時。入場無料。