クラフトビール専門店「姫路鳩屋麦酒(ビール)グランフェスタ店」(姫路市駅前町、TEL 079-223-7774)が6月21日、グランフェスタ2番街にオープンした。
同店は1946(昭和21)年創業の水産練り物製造業ハトヤ(北条口)が、新事業として本社に昨年新設した醸造所で製造したクラフトビールを取り扱う。代表の松本敏郎さんは「かまぼこ屋が作った『練り物に合うビール』をもっと身近に感じてもらいたい。観光客に姫路を発信したい」と駅前への出店を決めたという。
店舗面積は8坪。店内にスタンディング式のカウンターを配置する。
メニューは、白ブドウを感じさせる、フルーティで爽やかな飲み口が特徴の「エールビール」(Lサイズ=990円、Mサイズ=770円)、白く美しい姫路城をイメージしたホワイトビール「姫路WHITE(ホワイト)」、姫路名物・姫路おでんに欠かせないしょうがじょうゆをイメージしたインディアン・ペールエール「殿GINGER(ジンジャー)、「姫路城に嫁いだ千姫の激動の人生のように複雑で魅力的な味わい」(松本さん)という「姫SAISON(セゾン)」(以上、同=1,045円、同=880円)など8種類を提供する。
松本さんは「もともと播磨は醸造文化なので、日本酒、しょうゆに次ぐ新たな分野として取り組んでいきたい」と力を込める。
営業時間は10時~20時。グランドフェスタ内で購入した食べ物の持ち込み可能。