松原八幡神社(姫路市白浜町甲)の秋季例大祭が晴天の下、10月14日・15日の2日間にわたり開かれた。
「灘のけんか祭り」として有名な同祭。同神社の西約800メートルのお旅山でみこしを激しくぶつけ合ったり屋台同士を練り合わせたりする様子がけんかをしているように見えることから名付けられたという。
今年の同祭は新型コロナ感染拡大の影響により3年ぶりの通常開催となり、待ちわびた多くの観客が詰めかけた。
「ヨーイヤサー」の掛け声でみこし3基をぶつけ合う「神輿(みこし)合わせ」は、激しいほど神意にかなうとされ、みこしが大きな音を立てて壊れたり倒れたりする度に拍手と歓声が巻き起こった。