姫路市安富町関地区にある奥播磨かかしの里で現在、「奥播磨かかしの里 野外写真展」が開かれている。
かかし写真家として活動する写真家Chika Usuiさんの作品を同里の集落の随所に野外展示する同展。Chika Usuiさんは同里のかかしに出合ったことをきっかけに、かかしと自身が写りこむセルフポートレート写真を多数撮影。同里のかかし制作家・岡上正人さんに弟子入りし、自らかかし作りにチャレンジ。自身の分身となる「かかしのチナちゃん」を作成、遊園地で一緒に遊具で遊ぶ様子を撮影するなど、「かかしぐらふぁー・かかしくりえいたー」として活動している。
写真展では、Chika Usuiさんのセルフポートレート写真や岡上さんが四季のかかしの里の風景を撮影した巨大な写真を展示するほか、集落の昭和30年代までの暮らしを古写真で紹介するコーナーも用意する。
会場スタッフは「写真展を見学したり、バス停にたたずんだり、軽三輪トラックの荷台に乗り、農作業に向かったりしているかかしを楽しんでほしい」と話す。
11月15日まで。