世界文化遺産国宝姫路城(姫路市本町)が12月11日、無料開放される。1993(平成5)年12月11日の世界遺産登録を記念するもの。
世界文化遺産の登録は、国内の木造建築の中でも優れた美的完成度や、世界的にも類のない優れた建築であること、保存状態が良く防御に工夫した日本独自の城郭の構造などが評価された。
以前は4月6日を「しろの日」として無料開放していたが登城者が増え、安全のため入場制限を行う事態となっていたため取りやめていた。それに代わり、世界遺産登録を記念して、登録日の12月11日に周辺施設も含めた施設の入場を無料としている。
姫路城と同時に無料開放するのは、姫路城西御屋敷跡公園好古園、姫路動物園、姫路市立美術館(常設展)、姫路市立文学館(常設展)。