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姫路中央病院で消防訓練 新装置使い消火体験

「スプ太郎」という模型装置を使い、建物の消防設備を学ぶリアル体験

「スプ太郎」という模型装置を使い、建物の消防設備を学ぶリアル体験

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 姫路中央病院(姫路市飾磨区三宅)で11月7日、新装置を使った消防訓練が行われた。

今回の訓練では、煙体験ハウスや放水体験も行われた。

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 実施したのは、同病院と姫路市飾磨消防署。秋季全国火災予防運動が始まる11月9日に先がけて行われた同訓練。初の試みとして、スプリンクラーの作動を再現する「スプ太郎」という模型装置を使い、建物の消防設備を学ぶリアル体験が行われた。

 同装置は同消防署員が、試行錯誤してスプリンクラーと同等の動作をするよう完成させた。病院建物を想定し、実際に火気を使ってスプリンクラーの作動を再現。どのように消火するかを参加した病院職員が目にした。

 発案者である飾磨消防署・中塚文博課長補佐は、「スプリンクラーがどのように動作をするか分かりやすく説明したかった。模型のでき栄えは満足。これを用いてこれからの消防活動に活かしたい」と意気込む。

 合同訓練を行った同病院の金丸太一院長は「いい体験になった。防災においても、より一層患者や地域の方々を守っていきたい」と話す。今回の訓練では、煙体験ハウスや放水体験も行われた。

秋の全国火災予防運動は15日まで。

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