姫路で「風呂敷」をテーマに公開講座-エコな時代の使い方提案

風呂敷研究会代表の森田知都子さんが「マイバッグで地球にやさしいお買い物を!」をテーマにレクチャー

風呂敷研究会代表の森田知都子さんが「マイバッグで地球にやさしいお買い物を!」をテーマにレクチャー

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 姫路キャスパホール(姫路市西駅前町)で1月22日、講座「『包んで結んで』地球となかよし」が開かれた。主催は姫路市で、消費生活公開講座の一環。

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 風呂敷研究会(京都市北区)代表の森田知都子さんを講師に迎え、「マイバッグで地球にやさしいお買い物を!」をテーマに、風呂敷が持つ多様な機能とゴミを出さない工夫などをレクチャーした。森田さんは、日本の風呂敷の素晴らしさを再認識し、レジ袋や過剰包装を見直す現代の生活に生かす方法を提唱している。

 昨年11月1日からゴミの減量や環境保全を目指し、市内のスーパー・百貨店など12社61店舗でレジ袋の有料化がスタートしたこともあり、市外からも多くの参加者が集まった。

 当日は、森田さんが、風呂敷で書籍や一升瓶を包む方法、風呂敷で作ったショッピングバッグやショルダーバッグなどを披露したほか、参加者も各自が持参した風呂敷で、ティッシュ箱ケースや風呂敷2枚を使ってリュックなどを作った。参加者のひとり、浜田千鶴子さんは「環境問題には以前から取り組んでおり、マイバッグも持っているが、風呂敷がマイバッグになるということに気付かせてもらって良かった」と話す。

 講師の森田さんは「買い物をする時、ちょっとだけ環境の事を考えてほしい。人ひとりのささやかな行動をみんながすることで、社会全体を変えていくことができる」と話し、参加者全員の風呂敷をつなげ、大きなひとつの輪を作った。

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