姫路を代表する祭り「姫路ゆかた祭り」が6月22日から、長壁(おさかべ)神社(姫路市立町)を中心に開催される。
ゆかた祭りは、姫路城の守護神である長壁神社の例祭にちなむ夏祭りで、約260年前に町人が式服を作る間がなく参加するのを躊躇(ちゅうちょ)していたところ、浴衣での参加を姫路藩藩主・榊原政岑(まさみね)が認めたのが起源とされる。
中心会場は城南公園と周辺商店街、大手前通り。22日は姫路城から長壁神社を経て城南公園まで、姫路市消防音楽隊を先頭に地元小学生、姫路お城の女王のゆかたパレードを行う。
城南公園では開催中の3日間をかけて、オープニングセレモニーを皮切りに、和太鼓演奏、南中ソーラン、よさこい踊り、子どもミュージカルなどを行い、同公園や長壁神社周辺、商店街、大手前通りなどを盛り上げる。
期間中、ゆかた着用の来場者は、姫路駅発着の神姫バス運賃半額、アースシネマズ姫路(姫路市駅前町)の通常版映画観賞料金が1,100円になるほか、姫路城や好古園などの姫路城周辺の観光施設入場料無料などの特典や地元商店街の販促キャンペーンなどを展開する。
今月24日まで。