姫路城近くの多目的施設「イーグルひめじ」内「あいめっせホール」で2月25日、姫路で在学・勤務をしている外国人が日本における思いなどを発表する日本語スピーチコンテストが開かれた。主催は姫路市文化国際交流財団。
13回目となる今年のコンテストはインドネシア・中国・ネパール・ニュージーランドなどの各国から14人の発表者がスピーチを披露。このコンテストは日頃の日本語学習の成果を発表する場にもなっている。
同コンテストで金賞を受賞した、播磨高校2年のインドネシアのベネリ二 ・ラヌム・クラッシー・デヴィさんは「外国語の勉強」についてスピーチをした。「姫路は播州弁を使うので、インドネシアで勉強した日本語と違ったが、今では播州弁が心地よく響き、姫路が第2の心のふるさとになりつつある」「外国語を勉強する時に大切なことは、勇気と自信を持つこと、知っている言葉だけでもいいから使って答えること、分からないことは相手に聞くこと」などと話した。
デヴィさんは「応援してくれた友達や先生のおかげで頑張れた」と喜びを表す。
同コンテストに観客として参加した小宮さんは「異国で、ましてやその国の言葉で自分の思いを伝えることができるなんてすごいと思った。文化、歴史なども理解されており素晴らしい」と話した。