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姫路に初の老犬専門ホーム 愛犬の余生を介護サポート

老犬ホーム外観

老犬ホーム外観

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 姫路・広畑に老犬を専門に預かる「老犬ホーム ぬち・どぅ・たから」(姫路市広畑区長町1、TEL 079-227-9840)が5月21日、オープンした。

犬の世話をする前田さん

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 らせん階段と赤い柱が印象的な外観に、白が基調の店内。床面積は1階・2階とも30坪。1階に受付、ホテル部屋、運動ルーム、2階に老犬専用部屋と介護室を設ける。全部屋エアコン、監視カメラを設置。24時間体制で犬の状態に適した食事や排せつ、歩行の補助などの世話をするという。

 店主の前田知宏さんは、もともと動物好きで、テレビで老犬が抱える問題や老犬をサポートする動物介護士、愛犬飼育管理士、ペット看護士など資格があることを知り、脱サラをして資格取得をし、独立に至った。

 同ホームはペット対応の抗菌クッションフロアに、さらに老犬の足への負担を軽減するために、クッション性反発性のも高いEVA樹脂のマットを使用しているという。

 前田さんは「犬の世界でも高齢化が問題となり愛犬の寿命が延びる一方、介護の問題や飼い主の高齢化により十分なケアが受けられない犬が増えている」と話す。「何らかの事情で犬の面倒が見られないが殺処分は避けたいという飼い主の思いに愛情を込めて応えていきたい」とも。

 一時預かりやホテルにも対応。一時預かりは1時間=500円、ホテルは1泊2日で小型犬=3,000円、中型犬=4,000円、大型犬=5,000円。

 「まだまだ老犬ホームの認知度が低いので、少しでも多くの人に老犬も預けられる施設があると知っていただきたい」と前田さん。

 老犬ホームの預かりは1カ月プラン、1年プランがあり、犬の大きさで料金が異なる。詳しくはホームページで確認できる。

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