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姫路・書写山円教寺で「にじのわまつり」 11年の歴史に終止符

60人のボランティアスタッフ

60人のボランティアスタッフ

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 姫路市の歴史観光スポット書写山「円教寺」(姫路市書写)三つの堂周辺で「にじのわまつり」が9月11日、開かれる。主催は、世界各国の雑貨を取り扱う「旅する雑貨屋itsumo」(姫路市夢前町芦田、TEL 079-335-0533)が立ち上げた「にじのわまつり実行委員会」。同まつりは60人のボランティアが参加し「ぜんぶ手作り」がモットー。11年目の今年が最後の開催となる。

「にじのわまつり」チラシ

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 山頂バザールには自ら狩猟した鹿の角でつくった雑貨やアクセサリーを販売する「MY HOUSE山の麓の雑貨と喫茶」、ハバネロソースを販売する「ta-nm farm」、鈴を販売する「イソガワクミコ」、小物家具や雑貨などを販売する「6(rock)木工と暮らしの店」、旅と料理の古本を販売する「トキシラズ」など約30店が出店する。

 飲食は塩むすびと総菜、弁当販売の「かもめ食堂」、山頂サンドイッチやオーガニック食材などを販売する「自然食コタン」、タイ風まぜ麺の店「アジア麺あまくま屋」、トスカーナ風お米入り野菜スープの店「La BuonaForchetta」、朝倉山椒(さんしょ)レモンケーキを販売する「Tanigaki」など15以上のブースがそろう。

 会場では、絵本「ブラッキンダー」(発行=イーストプレス)で日本絵本賞を受賞したスズキコージさんと6メートルのキャンバスに手や割り箸を使って絵を描く「魔法画家スズキコージと森の巨大キャンバスに絵を描こう!」や六甲の森から採れた木で打楽器のカホンをつくり、演奏する「手づくりカホンプロジェクト」などのワークショップやキッズエリアも。

 山頂バザール終了後に行われるライブではリズムボックス、ミュージカルソウ等を使用した個性的な音楽を展開している辻村豪文さんと辻村友晴さんの兄弟ユニット「キセル」やフリージャズをベースとし、ダンサーや映像などとコラボしたステージを展開する「渋さ知らズオーケストラ」が登場し、会場を盛り上げる。

 主催者の森原由香さんは「11年に渡り続けてきたにじのわまつりも遂にファイナル。姫路ではなかなか見ることのできない作家の作品やおいしいフード店舗もたくさん並ぶので、ぜひ書写山を登ってきてほしい」と呼びかける。

 ライブの参加には山頂バザール本部テントで販売する当日チケット(大人=5300円、小学生=2500円、未就学児無料)が必要。

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