NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放映に合わせ来年初頭にオープン予定の観光施設「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」入場前売り券の販売が10月1日、全国で一斉に始まった。
姫路城大手門前の「家老屋敷跡公園」(姫路市本町)に約1年間の期間限定で開設される同施設。面積は約500平方メートル。テーマごとに4つのゾーンに分かれる館内では、ドラマの主人公で姫路ゆかりの戦国武将「黒田官兵衛」を紹介するパネルのほか、撮影現場で出演者らが用いた衣装や小道具などを展示する。
発売日に合わせJR姫路駅ビル「ピオレ姫路」(駅前町)に入る旅行代理店「近畿日本ツーリスト」の営業所には、若き日の官兵衛をモチーフにする姫路市のマスコットキャラクター「かんべえくん」が来店。券面に官兵衛愛用のかぶと「赤合子形兜(あかごうすなりかぶと)」をデザインした前売り券を持つ関係者らと共に発売開始をPRした。
「前売り券は全国の旅行代理店やプレイガイドのほかコンビニ各店に設置のマルチメディア端末でも購入してもらえる」と姫路市観光交流推進室の田代裕昭さん。「施設のオープンまでに5万枚~6万枚を売り上げたい」と意気込む。
高校生以上450円。小中学生180円。同施設と姫路城の共通券もある。詳しくはホームページで確認できる。