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姫路に週末限定カフェ-佐用町に移住の服飾作家ら運営

姫路城西側、文学館近くのレンタルスペース「Shi-ro&しろ」(姫路市鷹匠町)で週末に限りオープンするカフェ「SAYO CAFE(サヨカフェ)」。3月3日

姫路城西側、文学館近くのレンタルスペース「Shi-ro&しろ」(姫路市鷹匠町)で週末に限りオープンするカフェ「SAYO CAFE(サヨカフェ)」。3月3日

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 姫路城西側、文学館近くのレンタルスペース「Shi-ro&しろ」(姫路市鷹匠町)で3月2日、週末限定カフェ「SAYO CAFE(サヨカフェ)」の運営が始まった。

服飾作家の伊東さんらが運営

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 同スペースは、1級建築士の浦篤志さん(姫路市在住)らでつくる「ひめじRe-店舗計画」が企画。空き家のままだった集合住宅の一部を改修し、2011年9月、1時間から借りられるレンタルスペースとして復活させた。

 同カフェは、洋風と和風の2室ある同スペースのうち和風(東館)の「しろ」を利用。服飾デザイナーで2007年に東京から兵庫県西部の山間部にある町・佐用町に移住しアトリエを開設している伊東祐哉さん(同町在住)らが、週末に限ってカフェを開く。併せて、伊東さんがデザインする衣料品や市内周辺の作家が持ち込む服飾雑貨など、いずれも天然素材を利用した作品を展示。即売も行う。

 取材日の3日は、開店と同時に地元の作家らが訪れ、祐哉さんと、祐哉さんをサポートする母の「SAYO」さんが出迎えた。メニューは、コーヒーや紅茶、ゆず茶、オレンジジュース(以上400円)のほか、祐哉さんが選ぶ「本日のドリンク」(500円、菓子付き)などを提供。SAYOさんらのもてなしを受けながら、和室の座卓で楽しむことができる。

 「『面白い人』が集まり出会える場所を提供したかった。このスペースで、さまざまな才能のコラボレーションを実現できれば」とSAYOさん。「人は価値あるものに対しては時間や金の消費を惜しまない。午後には横浜や広島、福岡などからも予約が入った。今後も姫路と佐用から、オンリーワンといえる『価値』を創造し提供していく」と話し、笑顔を見せる。

 営業日は金曜・土曜・日曜が基本。営業時間は10時~18時(金曜は12時~18時)。予約を推奨。詳しくはホームページで確認できる。

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