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姫路でアジアの布を楽しむ展覧会-涼しげな夏の装いを提案

「アジアの布を楽しむ”夏衣(なつごろも)”展」の会場で、著書「アジアの布を纏(まと)う」編集者の堀田隆子さん(写真中央)とデザイン担当者の井藤洋子さん(同右)と共に大橋さん(同左)

「アジアの布を楽しむ”夏衣(なつごろも)”展」の会場で、著書「アジアの布を纏(まと)う」編集者の堀田隆子さん(写真中央)とデザイン担当者の井藤洋子さん(同右)と共に大橋さん(同左)

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 姫路市書写の里・美術工芸館(姫路市書写)で現在、「アジアの布を楽しむ”夏衣(なつごろも)”展」が開催されている。主催は「ギャラリーとーく」(平野町)。

「アジアの布」を求めてラオスにも

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 同ギャラリーを運営し、アジアの布と衣服を紹介する著書「アジアの布を纏(まと)う」(アートダイジェスト刊)を持つ大橋ひろ美さん(姫路市在住)が、アジア諸国を訪れ収集したコレクションを展示する同展。2009年以来3回にわたり開いてきた展覧会「アジアの布を纏う」のコンセプトを受け継ぎながら、今回は特に「夏の衣服=夏衣(なつごろも)」をクローズアップ。ラオスの民族衣装「シン」とインド周辺諸国の民族衣装「サリー」を展示のメーンに据える。

 「両民族の衣装は裁断や縫製を最小限にとどめ、布そのもので体を包み込む形式。体を締めつけず通気性にも優れる。猛暑と節電が叫ばれるこの夏にふさわしいと考え、今展のメーンに据えた」と大橋さん。「和服へのリメークなどを提案するファッションショーもプログラムに加えている。涼しげに着こなすことで夏を爽やかに楽しんでもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~17時(最終日は15時まで)。ファッションショーは30日の11時~・13時~の2回。7月3日まで(2日休館)。入場は無料だが、別途工芸館の入館料(=300円)が必要。

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