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姫路・夢前のギャラリーでガラス工芸展-市内在住の作家を紹介

ガラス工房「そよ風」でガラス工芸作家森谷純一さん(写真手前)と妻の雅子さん(同奥)

ガラス工房「そよ風」でガラス工芸作家森谷純一さん(写真手前)と妻の雅子さん(同奥)

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 姫路・夢前のギャラリー喫茶「沙羅双樹」(姫路市夢前町、TEL 079-335-4712)で6月24日から、姫路市在住のガラス工芸作家・森谷純一さんの作品展が開催される。

被(き)せガラスにサンドブラストで意匠を施す

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 ガラス工房「そよ風」(砥堀)を主宰する森谷さんは山形県出身。会社員などさまざまな仕事を経験するうち、「作られたものを売る仕事よりも、自らものを作り出す仕事に就きたい」とガラス工芸の道に進んだ。

 2007年には、妻の雅子さん(姫路市出身)と共に姫路市内で同工房を開設。透明なガラスの上に色ガラスをコーティングした「被(き)せガラス」に細かい砂を高圧で吹き付けることで意匠を施す「サンドブラスト」と呼ばれる技法で数々の作品を生み出してきた。

 「フリーハンドによるサンドブラストで作品を生み出す『風彫り』は私のオリジナル」と森谷さん。「砂の当て方や圧力、時間の工夫で文様や色のグラデーションを表現する細かい作業」と苦心を語る。

 作品は、ワイングラスや手つきグラス、タンブラーなど食器類がメーン。工房では、食器のほかアクセサリーなどの製作を指導する教室も随時開いている。

 開催時間は9時から18時。7月8日まで。阪神百貨店(大阪市北区)7階和食器売場にも同時出展(27日~7月3日)する。

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