大阪城から姫路城まで約100キロメートルの道のりを舞台に5月19・20日、「関西チャリティ100km歩こうよ大会 大阪城~姫路城」が開催され約50人が参加、踏破にチャレンジした。
“絆(KIZUNA)"をキーワードに人同士がつながることの大切さを訴える同イベント。大会の模様をFacebookやUstreamなどソーシャルメディアで発信し、「参加者や運営スタッフ、沿道のサポーターのみならず多数のネットユーザーと『ソーシャルな絆』を結ぶことも目的のひとつ」と大会運営グループの道端俊彦さん。集まった参加費のうち経費を差し引いた残額は東日本大震災の被災地へ送る。
大会初日の19日は、スタート地点の大阪城(大阪市中央区)に参加者らが思い思いのいでたちで集結。姫路市からは秋に開催を予定する「姫路城応援フェスティバル」のキャンペーンを兼ねて参加したツイッター姫路交流会(姫路市)メンバーらも「のぼり」を手に登場し、応援に駆けつけたサポーターの声援を背に9時に出発。一路姫路城を目指した。
沿道では、兵庫県尼崎市や神戸市東灘区など途中5カ所に設けたチェックポイントを中心にサポーターが集まり「スタミナをつけて」と食事を振る舞うなど参加者と交流。ネット上では、参加者らがソーシャルメディアを通じて発信する「リアルタイム情報」に応援や共感のコメントが多数集まるなど盛り上がりを見せた。
翌日の20日はゴール地点の姫路城近くの公園(姫路市塩町)に参加者らがサポーターらの歓声に迎えられながら続々と到着。約30時間を歩き通した疲れをものともせず笑顔でお互いの労をねぎらう様子が見られた。