姫路・小豆島航路に新造フェリー就航-9年ぶり、バリアフリー対応も

「第三おりいぶ丸」進水式の様子。浅野純以さん(愛媛県)提供

「第三おりいぶ丸」進水式の様子。浅野純以さん(愛媛県)提供

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 四国フェリーグループの小豆島急行フェリー(香川県高松市、TEL 087-851-8171)が運航する姫路・小豆島航路に4月29日、新造フェリー「第三おりいぶ丸」が就航する。

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 同船は藤原造船所(愛媛県今治市)で建造され、3月8日には現地で進水式が行われた。全長71.9メートル、総トン数1275トン、積載乗用車数56台で旅客定員は490人。オリーブ色を基調とする船内はバリアフリー構造を採用し、エレベーターや車いす専用スペースを設けるほか「キッズルーム」や女性専用席も配置。女性トイレにはパウダールームも備える。

 「当航路への新造船就航は9年ぶり。バリアフリーに対応するほか一般席にリクライニングシートや桟敷席を設けるなど、乗船客の多様なニーズに応える」と同社広報担当者。「春の大型連休には同船を利用し小豆島を訪れてほしい」とフェリーの利用を呼び掛ける。

 同航路は姫路・飾磨港と小豆島・福田港(香川県小豆郡小豆島町)を1日7往復。大型連休中の29日・30日と5月3日~6日には10往復に増便する。

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