姫路駅近くの十二所前に「播磨旬菜菊屋」(姫路市十二所前町、TEL079-226-2267)がオープンして3カ月がたった。
朝日ビルの地下1階にある同店。店舗面積は約30坪、席数は個室24席、テーブル4卓8席の32席に加え、カウンター席、ハイカウンター席も用意する。紙を装飾に使い和を演出する落ち着いたデザインで、個室とテーブル・カウンターの配置にこだわったという。
1801年に「菊屋」の屋号で創業した紙卸売業「永井産業」が新事業分野として6次産業化を目指し飲食店業界に参入した。食材は自社農園で栽培された野菜や地元産の米、姫路のグルメポーク「桃色吐息」、「播州百日鶏」などを取り入れ、地産地消に力を入れている。
ランチタイムは旬菜御膳(1,000円)、千姫御膳(1,500円)、菊屋御膳(2,000円)、日替わり御膳(850円)、卵かけ御膳(500円)を用意。ディナーは桃色吐息のすき焼きコース、千代紙コース(以上3,500円)、奉書コース(5,000円)などのコースメニュー、菊屋万十(750円)、播磨灘前どれ伝助穴子と水菜のサラダ(850円)、姫路グルメポーク桃色吐息と水菜のしゃぶしゃぶ(1,500円)、つくり盛り合わせ(1,500円~)などの一品料理も多くそろえる。
ドリンクはビール、カクテル、芋焼酎「千姫のなみだ」(以上500円)、角ハイボール(450円)、サワー(400円)など。日本酒は播磨の地酒を中心に50種類以上をそろえる。
小谷信雄店長は「気軽に立ち寄り旬の素材に舌鼓を打っていただける、皆さまに親しまれる店にしていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時30分~14時30分、17時~22時。日曜定休。