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姫路でソプラノ歌手とギタリストのデュオコンサート-初CD発売を記念して

「諷雅 FIRST COLLECTIO」初のCDアルバムジャケット

「諷雅 FIRST COLLECTIO」初のCDアルバムジャケット

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 ギタリストの川島隆臣さんとソプラノ歌手の松本温子さんのデュオ「諷雅(ふうが)」が7月27日、初のCDアルバム発売を記念して姫路商工会議所大ホールでコンサートを開く。

ラオス国立劇場での演奏

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 アルバムのタイトルは「諷雅 FIRST COLLECTIO」。この春から制作をスタートし、「共有できるメロディー」をコンセプトに、川島さんのアレンジとアコースティックギターをバックに松本さんが自慢ののどを聞かせる。

 2人は2010年、姫路市書写の里・美術工芸館で開催された「えまSession」で、絵馬と音楽の融合として、現在美術作家の山口謙二さんの即興絵馬に合わせ演奏。再公演をきっかけにグループを結成した。以来、姫路城花あかりコンサートをはじめとするコンサートやイベントで活動する。

 2012年にはラオス国での「ルアンパバーン王宮博物館の国立写真展覧会」のオープニングセレモニーに招待され、即興のアートライブ・セッションを披露。ラオス国立劇場での演奏のほか、日本語学校でのミニ・コンサート、メコン河のほとりでのストリート演奏などを行った。その際、ラオスの楽曲「Doc Champa ~おぉ、チャンパ」を知り、編曲。日本語歌詞を付けて披露し、文化交流の一端を担った。今回のアルバムには同曲を中心とした12曲が入る。CDは姫路市内のやぎ楽器、マエダ楽器、エムズサウンドなどで発売。他にもCD販売協力店を探している。

 「クラシックと違った音楽で勉強、経験を積ませてもらっている実感がある。『クラシック以外の松本温子もええな』と言ってもらえることがとてもうれしい」と松本さん。川島さんは「いい曲と出合って、『諷雅』風に独自の切り口でアレンジを増やしていきたい」と意気込む。

 記念コンサートは12時開演。入場料はランチとCDが付いて5,000円。申し込みは7月20日まで。問い合わせはぎゃらりートーク(TEL 079-288-4037)まで。

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