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「日本の心、伝えたい」-姫路のカクテルバー、男性店主が和装で出迎え

和装の来店客も。写真奥に店主の福田嗣さん。12月2日

和装の来店客も。写真奥に店主の福田嗣さん。12月2日

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 姫路の料飲街・塩町に男性店主が和装で客を迎えるカクテルバー「てんだー」(姫路市塩町、TEL 090-8204-6044)がオープンして1カ月になる。

和装の来店客も

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 11月7日にオープンした同店。店舗面積は約20坪で、席数は24席。店名を大書したちょうちんの脇を通り抜けて入る店内は和風のしつらえ。カウンター席と小上がりの座敷席を備える。きりりと和服を着こなして客を迎えるのは店主の福田嗣(ひでと)さん。和のコンセプトで店を開こうとプランを温めてきたといい、「やはり日本人は、こうした空間に落ち着きを覚えるもの。くつろぎながら、失われつつある日本の『こころ』を再認識してもらいたいという思いで店を開いた」と話す。

 メニューは、生ビール(500円)や日本酒(700円~)、焼酎(500円~)、チューハイ各種(500円)など。カクテルでは、フレッシュフルーツ各種を注文の都度つぶしてシェークする「フレッシュカクテル」(900円)もある。酒に合わせるつまみは、7品ある250円のアレンジ総菜がメーン。15種類ほどをそろえる。

 「地元が舞台の大河ドラマ『軍師官兵衛』の放映が始まる来年を控え、訪れる人々を城下町・姫路らしくもてなせれば」と福田さん。「2015年には大修理を終える姫路城のお披露目もある。外国人観光客の来店も促し、日本文化をアピールしたい」と意気込む。

 営業時間は18時~翌6時。日曜定休。

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