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「軍師官兵衛」夫婦キャラ、山陽電鉄「エスコートカード」に

山陽電鉄が姫路市「かんべえくん」と加古川市「てるひめちゃん」をあしらって販売している磁気式乗車券「エスコートカード」(写真提供=山陽電鉄)

山陽電鉄が姫路市「かんべえくん」と加古川市「てるひめちゃん」をあしらって販売している磁気式乗車券「エスコートカード」(写真提供=山陽電鉄)

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 山陽電鉄(本社:神戸市長田区)が8月29日、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014年)の放映にちなみ、ドラマ主人公夫婦がモチーフのゆるキャラ「かんべえくん」「てるひめちゃん」をデザインした磁気式乗車券「エスコートカード」の販売を開始した。

乗客誘致戦略の一環

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 スルッとKANSAI対応の同カード。券面には、姫路市のマスコットキャラ「かんべえくん」と、同じく加古川市の「てるひめちゃん」をあしらう。「かんべえくん」は、姫路ゆかりの戦国武将・黒田官兵衛がモデル。「てるひめちゃん」は官兵衛の正室「光(てる)」を出身地・加古川市がキャラクター化した。

 両キャラは、いずれも今年4月にお目見え。作者は別で絵柄のタッチが異なるものの、5月には両キャラの夫婦(めおと)コラボが実現した。コラボデザインは、両キャラが仲むつまじげに手をつなぐ姿。官兵衛が側室を置かず光と生涯連れ添った史実に合わせ、新たにデザインを起こした。大河ドラマの放映で到来が予想される「ご当地観光ブーム」にあやかろうと、両市でPRに活用していく予定。

 今回のカード発行は、同電鉄の乗客誘致戦略の一環。沿線に姫路城や国府山城跡、英賀城跡といった官兵衛ゆかりの史跡が点在することから、ドラマの放映を控え機運を高めていきたい考え。3万枚の販売を予定する。

 カードの額面は、大人運賃が1,000円~5,000円の4種類。小児運賃が500円~2,500円の3種類。主要駅窓口と各駅の自動券売機で発券する。

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