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姫路城眺望デッキ姿現す-駅前再開発、新駅ビル「ピオレ」も工事佳境に

姫路駅前に建設中の「姫路城眺望デッキ」と「歩行者デッキ」。写真左手に新駅ビル「ピオレ」。2月6日

姫路駅前に建設中の「姫路城眺望デッキ」と「歩行者デッキ」。写真左手に新駅ビル「ピオレ」。2月6日

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 姫路駅前再開発事業(山陽本線等高架化、駅前広場再整備を含む駅周辺土地区画整理事業)に伴い整備が進む北駅前広場で現在、建設中の「姫路城眺望デッキ」が姿を現しつつある。

広場の誕生をPRする大型ポスター

 眺望デッキは、半地下式庭園「サンクンガーデン」の建設などと共に同事業の一環として姫路市が計画。完成後は、同駅前から北へ延びるメーンストリート「大手前通り」北端の姫山にそびえる姫路城大天守などを正面から眺望できる施設として観光客らに開放する。

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 デッキに接続する形で建設中の歩道橋「歩行者デッキ」は、山陽百貨店などが入る複合ビル「キャスパ」(姫路市西駅前町)へつながり山陽姫路駅と連絡。分散している駅前バス停を一カ所に集約するバスターミナルや、バスターミナルの整備に併せて神姫バスが建設する予定の新複合ビル(同)への通路にもなる。

 再開発では、2011年3月に旧駅ビルへ入居していた商業施設「FESTA(フェスタ)」が市バス操車場跡に建設された現ビル「FESTAビル南館」へ移転したことを受け、旧ビルを取り壊すと共にフェスタが運営していた地下街を閉鎖。12月には、JR西日本の関連会社「神戸SC開発」(神戸市東灘区)が新駅ビルを着工し、2012年11月には新駅ビル内へ新たに開設する商業施設の名称を「Piole(ピオレ)」と発表。核テナントとして東急ハンズやユニクロの出店が明らかになった。

 ピオレには、ユナイテッドアローズ(東京都渋谷区)がショッピングセンターなどへの展開を進めるストアブランド「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」や、三陽商会(同新宿区)が新たに手掛ける女性向けセレクトショップ「GATHERS IN THE PARK(ギャザーズ イン ザ パーク)」(国内3店舗目)といった姫路初お目見えとなるショップの出店も決定。今年春にかけて内装工事を進め、大型連休中のオープンを目指す。これに先立ち3月下旬には、閉鎖中の地下街も「GRAND FESTA(グランフェスタ)」としてリニューアルオープンする予定。

 2月1日には、完成後の北駅前広場をPRする大型ポスター(高さ2メートル、幅15メートル)も仮通路に登場。ポスターには、「たぶん、日本でいちばん ひとが安心してすごせる駅前、登場」とのコピーが躍り、マイカーの乗り入れを制限する大手前通りと併せて日本最大級となるトランジットモール(公共交通と歩行者優先空間)の誕生を、駅利用者などに広く知らせる。

 眺望デッキの完成は今年夏ごろの予定。北駅前広場全体の完成は、2014年3月を見込む。