姫路・広畑のカフェ「PUUTEE(プーティー)」(姫路市広畑区西蒲田)で6月17日、自家用せっけんの手作りを楽しむ教室が開かれた。
クラフト作家上川みゆきさん(姫路市在住)が主催する同教室。カフェや雑貨店の一角で希望者を集め、毎月定期的に教室を開催。使用する人の好みに合わせた天然成分由来のせっけん「マイせっけん」を提案することで、「市販のせっけんに満足できない人に喜ばれている」と上川さん。
今回の教室では、「猫用せっけん」の手作りを提案。「猫は、皮膚が薄い上に市販のせっけんに含まれることが多いエッセンシャルオイルなどの精油成分を分解排出する機能がない」と説明。オリーブオイルと米油をメーンにパーム油やパーム核油を配合したオリジナルオイルを主成分に猫の体質に合わせて開発したせっけん作りを参加者に指導した。
参加者は、「7月には『猫雑貨』専門店をオープンする予定」という姫路市在住のYORIKOさんら5人。中には「10匹の猫と暮らしている」という人もあるなど無類の猫好きが集まり、上川さんの指導を受けながら猫談義に花を咲かせた。
「手作りのせっけんは薬事法で販売や譲渡が禁止されていることに注意してほしい」と上川さん。「男性や子ども向けのせっけんもプロデュースしている。ぜひ参加を」と呼び掛ける。
同教室の詳細は上川さんのブログで確認できる。