姫路城大手門前の大手前公園（姫路市本町）で5月26日・27日、「シネマルシェひめじ」が開催され、世界各国の衣食住にまつわる屋台が集まり観光客らでにぎわった。主催はエクラン・ドゥ・ハリマ。

観光客らでにぎわう会場の様子

　同イベントは、両日にわたり開かれた「ひめじ国際短編映画祭2012」と同時開催の関連プログラム。メーンは姫路や神戸など兵庫県内を中心に43の各国料理店が運営する「食」関連の屋台で、豚まんじゅう「老祥記」やフランス料理「ルセット」（以上、神戸市中央区）、イタリア料理「ポンテベッキオ」（大阪市北区）などの有名店も登場した。

　晴天に恵まれた27日は、11時の開場と同時に観光客らが続々と入場。真夏を思わせる日差しが照りつける会場で、早々とお目当ての屋台に列を作る姿が見られた。

　「姫路城を観光してから寄り道した」と会場を訪れた観光客の中満省吾さんと妻の映理さん（奈良県大和郡山市）。「暑いのでまずは喉を潤したい」とソフトクリーム店の列に並び、「映画祭の開催を知らずに姫路を訪れたが、妻が映画好きなので『フランス短編パノラマ』作品を鑑賞するつもり」と話していた。