姫路駅前・おみぞ筋商店街の「カレーうどん渡辛来屋」(姫路市駅前町)跡で昨年12月から試験営業中のラーメン店「心の輔(ここのすけ)」(TEL 079-223-3555)が、スープの完成で本格営業をスタート、にぎわいを見せている。
同店の面積は約9坪。席数は8席。「試験営業中に試行錯誤し、ようやく完成したスープが自慢」と同店オーナーの大村晶さん。試験営業中は焼き肉店経営の傍ら「とにかくラーメンが好きだから」(大村さん)とスープの開発に励み、3月中旬の本格営業にこぎ着けたという。
同店のスープは、ゲンコツ、ロース骨、カツオ、煮干しなどをベースに9時間煮込み、しょうゆ味がメーン。メニューは、「トンコツしょうゆラーメン」を500円で提供、セットメニューは600円~800円。具材に味玉、チャーシューも入る割安感から人気を呼び、下校時の高校生が列を作る姿も。
「4月中旬からは『黒毛和牛カルビ丼』(500円)をメニューに加える予定。20年間の焼き肉店経営で培ったノウハウを、新メニューにもいかしていく」と大村さん。「フランチャイズ展開も視野に入れている」と意欲を見せる。
営業時間は11時~23時10分。