JR姫路駅中央コンコース北側に4月1日、姫路市観光案内所「姫路観光なびポート」(姫路駅駅前町、TEL 079-287-0003)がオープンした。
同案内所は、これまであった姫路駅内の案内所と大手前通りの案内所を閉鎖して、新たに開設したもの。ダイナミック映像などで観光客の興味をかき立てるウエルカムゾーン、観光パンフレットなどを配置する情報ゾーン、観光ボランティアなどと交流するコミュニケーションゾーンの3つで構成する。
総事業費は約2億8,700万円。敷地面積は約290平方メートル。広々とした展示室に仕切りはなく、花鳥風月をモチーフにしたデザインが壁一面に描かれている。
ウエルカムゾーンでは、103インチの大画面モニターと50インチモニター4台で、ダイナミックな映像を使って姫路の観光PRを行うほか、木曜と金曜の12時に地元FM局の新番組「姫路駅発!はりま情報ステーション79.3」も放送する。情報ゾーンでは観光パンフレットを中央に配置し、窓際には4カ国語に対応した観光案内情報端末4台を設置したほか、インターネットコーナーも用意。コミュニケーションゾーンでは姫路の地場産品などを展示し、常時待機している観光ボランティアのスタッフが、観光客のニーズに応じて観光案内なども行う。
担当の柿本英夫さんは「カウンターには英語で対応できるスタッフもいる。多くの観光客が足を運んでくれる国際観光都市姫路にふさわしい案内所にしたい」と話す。