姫路の戦国武将「黒田官兵衛」弁当-地元顕彰会と弁当店がコラボ商品化

「やっさ弁当」と「播磨の黒田武士顕彰会」のコラボでできた「黒田官兵衛 愛妻物語 肉めし弁当」。

「やっさ弁当」と「播磨の黒田武士顕彰会」のコラボでできた「黒田官兵衛 愛妻物語 肉めし弁当」。

  • 0

  •  

 姫路の弁当店「やっさ弁当」(姫路市本町 イーグレひめじ内、TEL 079-260-9037)は3月20日、黒田官兵衛にちなんだ弁当「黒田官兵衛 愛妻物語 肉めし弁当」の販売を開始した。戦国時代に希代の軍師として名をはせた戦国武将、黒田官兵衛やその家臣らの顕彰活動を行う「播磨の黒田武士顕彰会」(妻鹿東海)とのコラボによるもの。

[広告]

 同弁当は、「官兵衛を大河ドラマに」をスローガンにPR活動を続ける同会が「姫路城は毎年80万~90万人の来城者がある。より多くの人に官兵衛を知ってもらうためにも名物弁当がほしい」と、同社に依頼して商品化したもの。黒田官兵衛にちなんだ弁当シリーズとして年内に第3弾まで開発するという。

 第1弾となった今回の弁当は、官兵衛の妻、幸圓(こうえん)をテーマとし、幸圓が肉牛の育成で有名な加古川市志方出身であったことから、県内産の肉を炊き込んだ「肉めし弁当」とした。笹で包んだ肉めしが、太市で切り出した孟宗竹の容器に入り、ラベルには黒田官兵衛が幸圓の父から譲り受けたという兜「赤合子(あかごうし)」が描かれているのが特徴。

 肉を炊き込んで作る肉めしは、県内産のきぬひかりともち米をブレンドした米を使用。肉めしの上には地場野菜を使ったニンジンやコンニャク、きんぴらなどの季節の野菜や甘辛く煮た県内産のロースなどが乗る。

 価格は1,000円。やっさ弁当の店頭やインターネットで販売するほか、4月1日~7日は山陽百貨店でも販売する。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース