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「播州麺、ひと工夫して味わって」メーカーが新レシピ開発 -姫路の3飲食店と

播州麺の新レシピ「キムチの冷製麺 黒ごま風味」の調理例。「姫路の町家カフェ しょうあん」が考案。

播州麺の新レシピ「キムチの冷製麺 黒ごま風味」の調理例。「姫路の町家カフェ しょうあん」が考案。

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 たつの市の乾麺メーカー、カネス製麺(新宮町井野原)が新たな乾麺レシピを開発。同社の製品PR誌で発表した。

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 同社は手延そうめん「揖保乃糸」など播磨地方特産の乾麺「播州麺」を生産するメーカーのひとつ。通信販売による工場直売所の新設に合わせ、レシピの開発に着手。

 「家庭向けのレシピを新たに開発、播州麺の普及を目指した」と、同社の塩谷政人さん。「播州麺は小麦粉と塩によるシンプルな食材。調理次第で多彩な味わいが期待できるだけに、開発にはぜひ『食のプロ』の手を借りたいと考えた」という。

 そこで姫路市の飲食店「和庵 いっしん」(土山)、「姫路の町家カフェ しょうあん」(材木町)と「やっさ弁当」(本町)が協力。それぞれに知恵と工夫をこらした9レシピを考案。レシピは、和食を中心に中華料理やファストフード、変わったところでは菓子へのアレンジも。

 「姫路の町家カフェ しょうあん」の店主、橋本悠子さんは、「家庭で入手しやすい材料を念頭に置きレシピを考案。彩りの美しさや栄養バランスにも気を配った」と、話す。「乾麺は地元の特産品だけに愛着もひとしお。観光客をはじめ、多くの人に味わってもらいたい」とも。同店では、考案したレシピによるメニューを店内で提供する予定もあるという。

 「今後も製品PR誌の発行に合わせ、新たなレシピの開発へ意欲的に取り組みたい」と、塩谷さん。レシピの詳細は、同社が発行する製品PR誌「食彩通販」に掲載。同社工場直売所のホームページでも確認できる。

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