受刑者が製作した作業製品を展示即売する「第24回 姫路矯正展」が10月16日・17日、姫路刑務所構内(姫路市岩端町)で開催される。
会場には姫路の伝統工芸品「姫路独楽」をはじめとする木工製品や花台、革製品など同所で製作した製品のほか、靴、陶器、みそ、しょうゆ、函館少年刑務所の受刑者が製作した「マル獄」マークの入った製品など全国の刑務所から集めた280種類、約3,400点の作業製品が並ぶ。
そのほか、所内生活の様子をビデオやパネルで紹介した展示コーナーや、人格を診断する性格検査、所内見学ツアーも行う。
同所副看守長の細岡芳紀さんは「展示即売以外にも和太鼓や三線のライブやお笑いライブも行う。収容者が食べている食事の展示やどういう生活を送っているのかなど普段見ることができめったにない機会なので、ぜひ多くの人に足を運んでいただいて、矯正施設での取り組みに理解いただければ」と話す。「駐車場には限りがあるのでなるべく公共の交通機関を利用してもらえれば」とも。
開催時間は10時~16時(17日は15時まで)。入場無料。