勤労市民会館(姫路市中地)で10月30日、日本の食について考える体験イベント「日本の食でハッピーターン」を開催する。主催は「美しい未来創造委員会」(姫路市下寺、TEL 079-281-0887)で、現在、参加者を募集している。
同イベントは「食の安全」をテーマに、小麦の代替として米粉を活用して自給率や食の安全などの問題解決に結びつけようと企画したもの。
当日は、市内で農薬に頼らない農作物の栽培に取り組む「夢前夢工房」(夢前町)代表の衣笠愛之さんを講師に迎え、農家の現状などについて紹介するほか、日本の食について描かれたパネル展示や米粉を使ってせんべいやお好み焼きなどを作る調理実習も行う。
同委員会理事の濱田修央さんは「米粉で作った料理はモッチリとした食感が特徴。米粉は小麦粉の代替としてはまだ高価だが、需要が増えれば価格もリーズナブルになる。一人でも多くの方に参加していただき、農家の人の思いや自給率などの問題に気付いてもらえれば」と期待を寄せる。
開催時間は10時~15時。参加費は500円で、定員は110人。定員になり次第募集を締め切る。