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姫路大津区の「ふぁむきっちん ゆいぜん」 地域に根差して1周年

川崎啓史さん(写真中央)と妻の里穂さん(右)、長男の結人くん(左)

川崎啓史さん(写真中央)と妻の里穂さん(右)、長男の結人くん(左)

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 弁当店「ふぁむきっちん ゆいぜん」(姫路市大津区真砂町、TEL 090-1956-7158)が10月17日、オープン1周年を迎えた。

子どもが自由に遊べる玩具を備える

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 店舗面積は約10坪。席数は、テーブル=12席、座敷=6席。店主の川崎啓史さんと妻の里穂さんは、3人の子どもを育てる中で、「子連れで気軽に食事ができる場所が少ない」と感じたことが、店舗開業のきっかけとなったという。啓史さんは「オープンが地域の祭りと重なり、知名度が低い中、近所の人たちがオードブルを注文してくれたことが忘れられない」と振り返る。

 メニューは「日替わり弁当」「からあげ弁当」など20種類の弁当(600円~)。一品料理やうどん、ラーメンなど100種類以上も用意し、配達サービスにも対応している。ランチメニューは「焼魚定食」(1,000円)、「唐揚げ定食」「チキン南蛮定食」「焼肉定食」(以上1,100円)などの定食を用意する。ドリンクは、ビール(中瓶=490円)、酎ハイ酎ハイ(390円)、ハイボール、焼酎(290円~)、ソフトドリンク(250円)などをそろえ、ボトルキープにも対応する。啓史さんは「弁当店、総菜店、食堂、居酒屋など、地域のニーズに応じた業態で利用してもらいたい」と話す。

 店内には、子どもが自由に遊べる玩具を用意し、子連れ客も安心して楽しめるように工夫した。川崎さん夫妻の長男で12歳の結人くんは、来店する子どもたちと一緒に遊んだり、配膳を手伝ったりして、「子ども店長」として親しまれているという。啓史さんは「今後は子ども向けの縁日イベントなどを開催し、さらに地域の皆さんと一緒に盛り上げていきたい」と意気込む。

 営業時間は、11時~14時、17時~22時。日曜定休。

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