「イワクラセミナー4 天文考古学の夜明け:天文考古学遺跡」が「イーグレひめじ」(姫路市本町)で8月11日、開かれる。
磐座(いわくら)を民俗学・歴史学・科学の視点から多角的に捉えた連続講座で、今回が4回目。内容は1回ごとに完結しているので、今回のみでも参加できる。
磐座とは、古神道における岩に対する信仰を表す言葉で、山や森など自然の中で目立つ巨岩や奇岩が古くから信仰の対象とされた。現代では、神社やお寺の境内にある磐座や、山中で見かける巨岩などが磐座の名残として残されている。
講師でイワクラハンター(イワクラ研究家)として活動する平津豊さんは高砂市出身。日本天文考古学会常務理事、イワクラ学会理事を務め、各地の巨石や磐座を探索・研究し、その成果を発表している。
講座では天文考古学の基礎知識や金山遺跡、白石の鼻巨石群、尾道岩屋山、牛ケ峰岩屋桝型、神谷太刀宮遺跡や世界の天文考古学遺跡などについて解説する。
開催時間は14時~16時30分。参加料は3,500円。定員は50人。ウェブサイトで申し込みが必要。