6月22日、23日に開催される「姫路ゆかたまつり」に、姫路駅周辺だけでなく市内全体の飲食店や商店が参加して盛り上げを図る。
呉服店「きもののうめおか」(北条口)では、浴衣の着崩れを手直しするサービスを無料で提供。23日には「うめおか屋台村」と銘打って、店の前にキッチンカーやテント屋台が出店する。専務の梅岡勇哉さんは「祭りの楽しみを損なうことなく楽しんでほしい。当店で着付けやレンタルを利用していない人も、浴衣が着崩れた場合には気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。
そのほか、「喰(く)い処(どころ) 音松」(三左衛門堀西の町)や「お好み焼き おぅる」(南条)、「和~nagomi~」(博労町)、「鳥伸本店」(幸町)は、グループの中で1人が浴衣を着用していれば全員にドリンク1杯のサービスを提供する。「ロードアイランドカフェ」(東雲町)ではクッキー、「ヴァーミリオン」ではチョコレートを無料配布し、ほかにも多くの飲食店が特典を用意する。
「ロードアイランドカフェ」の店主、井戸剛さんは「姫路を代表する祭りなので、姫路中心街だけでなく、姫路市全体で大いに盛り上がってほしい」と期待を込める。