パン店「Boulanger petit bonheur(ブーランジェ プチボヌール)」(姫路市安田、TEL 050-8892-8160)がオープンして2月10日で3カ月がたった。
店舗面積は約14坪。外観はれんが調で、店内は白とブラウンでシンプルに仕上げた。
店名の「Petit Bonheur」はフランス語で「小さな幸せ」を意味し、店主の三和優さんが家族や地域の人々に幸せを届けたいという思いを込めた。
三和さんは転勤で家族と離れて暮らしていた期間が長く、家族との時間を大切にしたいという思いから、40歳を過ぎて独立を決意。パン好きだったこともあり、大手のベーカリーで10年間の修行を積んだ。「思っていたよりもベーカリーの世界は奥が深く、納得がいくパンが作れるまで10年の時間がかかった」と三和さん
ラインアップは、三和さんが得意とするハード系のパンを中心に、「バタール」(300円)、「甘栗とクルミのバターサンド」「鳴門金時のフロマージュ」(以上260円)、「レーズンとクルミのリュスティック」(220円)、「カマンベールベーコン」(320円)など、常時30種類以上を取りそろえる。
三和さんは「オープン当初は幸先の良いスタートを切ったが、3カ月が経過し、経営課題も見えてきた。工夫や改善を進め、新しい商品の開発にも力を入れていきたい」と意気込む。
営業時間は8時~18時。日曜・月曜定休。