姫路の中心街で地元産の食材を使った一品が楽しめる「地産地消ひめじバル」が10月26日、開かれる。参加証となるリストバンド(500円)の販売が10日、始まった。
主催は赤ちょうちん屋台の会。2019年9月に初開催し、新型コロナウイルスの感染拡大による中断を経て、今年で3回目となる。
参加店は、約1万9000人のメンバーで構成されるフェイスブックの「姫路ランチ&ディナー」グループメンバーからの推薦と自薦で決定した。姫路駅前周辺のフレンチ料理店、スペイン料理店、和食店など39店舗が、それぞれ地元産の食材を使った料理とドリンクをセットにしたバルメニューを用意する。
参加者はリストバンドを提示することでバルメニューをキャッシュオンで注文できる。バルメニューの価格は700円~2,000円。
リストバンドは各参加店舗、地元企業のボンマルシェ、ホームセンターアグロ、ゴダイドラッグ、オンラインで販売する。参加店とバルメニューを掲載したバルブックも付く。
11月1日~30日は「郊外ひめじバル」と銘打ち、関連企画を展開。姫路郊外の飲食店28店舗でバルブックを提示すると「グループ全員にワンドリンク無料」「食後のデザート無料」「ラーメンをご注文の方にカレー&TKG食べ放題」などの特典が受けられる。
赤ちょうちん屋台の会代表の三枝達矢さんは「姫路の中心街には多くの観光客が訪れるが、姫路のおいしい食材を使った料理や店舗を知らずに帰っていく方も多い。このバルを通じて観光客や市民の方に初めての店でも気楽に訪れてもらい、姫路の魅力を再発見してほしい」と呼びかける。