「姫路市市民活動・ボランティアサポートセンター」（姫路市本町、TEL 079-281-2660）が11月、ボランティア体験プログラム「ひめボラ」を行う。9月1日、参加者の募集を始めた。

ひめボラ参加者募集チラシ

　同センターは、姫路市の市民活動やボランティア活動を支援する拠点施設として、情報収集と提供、団体の人材育成、ボランティアのマッチングなどの役割を果たしており、本年度から新しい事業として「ひめじdeボランティア」を立ち上げた。同事業は「ひめボラ」と、11月3日に行われる触れ合いイベント「ひめボラ市」で構成する。

　「ひめボラ」は、11月1日から11月30日までの1カ月間をボランティア体験月間と位置付け、期間中に市民活動やボランティア活動の体験を用意するプログラム。ボランティア初心者や未経験者を対象に、実際の活動を通じて市民活動やボランティアに関心を持ち、理解を深め、地域や社会への貢献を考える機会を提供する。

　姫路市および近隣の市町に在住、在勤、在学の人を対象とする。高校生以下は保護者の同意、小学生以下は保護者の同伴が必要。

　ボランティア体験の対象地域や活動メニューは、竹林での伐採やササの切り出しを行う「ひめじ里山農村地域サポート倶楽部（くらぶ）」、赤ちゃんの世話や子どもたちとのアート体験を提供する「子育てサロン『ソライロ』」、抹茶体験や茶席の手伝いなど、文化に触れる機会を提供する「日本の文化を愉（たの）しむ会」など、姫路市内を中心に活動する31団体、33メニューを用意する。

　担当の吉田真衣子さんは「家族や友人と一緒に応募も歓迎。すでに親子での応募もあり、多くのボランティア応募者を迎えたい」と呼びかける。

　応募締め切りは10月6日。