ビーガンカフェ「SAI-CAFE(サイカフェ)」(姫路市城北新町1、TEL 079-280-6661)が5月21日、オープン2カ月を迎えた。
店舗面積は40坪。席数は34席。店内は海外のカフェをイメージしたスタイリッシュでモダンな雰囲気に仕上げた。客席間を広く取るレイアウトで、多人数で囲めるテーブル席やソファ席、1人で利用しやすいカウンター席など、さまざまな席を用意する。
店名の「SAI」は、野菜の「菜」、同店のレシピを監修したビーガンレストラン「菜道」(東京都)から取った。「齋」は仏教用語で食事の意味があることにもちなんでいるという。
店主の矢野英太郎さんは、観光地である姫路にベジタリアンやビーガンに対応した飲食店が少ないことを食の多様化を学ぶセミナーで知り、「姫路城を目がけて海外からも多くの人が集まる姫路で、宗教、文化、価値観を超えたメニューを提供する必要性を感じた」と話す。
看板メニューは「斎麺」(1,650円)で、しょうが麺、あしたば麺、クロレラ麺の3種類の麺を選べる。
カフェメニューは「フレッシュいちごのジェラートパフェ」(1,200円)、「抹茶パウンドケーキ&季節のフルーツ」(880円)、「自家製オーガニックグラノーラ豆乳ヨーグルトと季節のフルーツ」(680円)などを用意する。
ドリンクメニューは、「スペシャリティコーヒー」(480円)、「クリームコーヒー」(ホット=580円、アイス=680円)、「自家製ジンジャーエール」(550円)などを取りそろえる。
提供するメニューには、動物性原材料、精製糖、うまみ調味料、アルコール調味料、乳製品は使わない。
矢野さんは「ビーガンだけでなく、美容や健康を気遣う人やダイエット中の人にも満足してもらえる。食事、空間、演出の全てを楽しんでほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~17時。水曜定休。駐車場あり。