「アクリエひめじ」(姫路市神屋町)で第46回となる「第九演奏会」が12月17日、開かれる。主催は「姫路労音」(TEL 079-290-5522)。
姫路での第九演奏の初演は1972(昭和47)年で、昨年末に閉館した姫路市文化センターで約250人が歌った。50周年を記念して行われる今回の演奏会は、「平和な21世紀を創る歓喜の歌」をテーマとする。
歌うのは公募により集まった姫路市民らによる「姫路第九合唱団」174人。指揮者は田中祐子さん。田中さんは東京芸術大学大学院指揮科修士課程を首席で修了。数々のコンクールに入選し、「アクリエひめじオープニングシリーズ」で池辺晋一郎さん作曲の「千姫」(世界初演)に登壇した経験を持つ。
演奏は関西フィルハーモニー管弦楽団、ソリストは尾崎比佐子さん(ソプラノ)、谷田奈央さん(メゾソプラノ)ほか。
団員の吉川誠一さんは「ベートベンが『第九』に込めた平和への望みを大切に最高の演奏を目指すので、来てほしい」と呼びかける。
開演時間は15時(開場は14時15分)。料金は、指定席=一般5,500円、高校生以下3,500円、当日指定席=同4,500円、同2,500円。