姫路・白鳥城に城下町-15年かけたプロジェクト始まる

「匠の街 レインボー」竣工式の様子。

「匠の街 レインボー」竣工式の様子。

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 「太陽公園」(姫路市打越)や「白鳥城」などを運営する「太陽福祉グループ」は3月14日、白鳥城周辺に城下町「匠(たくみ)の街 レインボー」を造るプロジェクトをスタートし、白鳥城で関係者らによる竣工式を行った。

 「匠の街 レインボー」は、社会復帰を目的とした就労の場としてつくられる城下町で、世界各国から伝統工芸職人を招き、障害者に技術を習得させて社会復帰の実現を目指すもの。

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 同プロジェクトを担当する前川将明さんは「城下町に造られる工房やショップの数は約500棟。1年に約30棟ペースで増やしていき、15年後の完成を予定する」と話す。

 当日は、木の工房「レーゲンボーゲン」、吹きガラス工房「アルコバレーノ」、サンドブラスト工房「アリエッ タ」、香りの工房「アルカンシエル」、スプレーアート工房「ハリムソン」の5棟と、工芸品を販売するショップ2棟がオープンした。

 スプレーアート工房は、白鳥城6階にある王座の間の壁画を描いた画家・小林龍雲さんが担当。工房内には壁画の原画も展示する。

 同グループの門口賢蔵理事長は「障害者が匠の技を身につけて一日も早く社会復帰し、夢を持ち、安心して暮らせる街づくりを目指す」と意欲をみせる。