ピンクライトアップとピンクスカイランタンイベントが10月1日、姫路城で行われた。
10月は乳がん早期発見のための定期チェックと検診を呼びかける「ピンクリボン月間」。ボランティアグループ「ピンクリボン ひめじ」などが同月間の始まりに合わせ、姫路城のライトアップと500個のスカイランタンを飛ばすイベントを企画した。
当日は、約2000人が参加し、ピンクに染まる姫路城を背景にゆっくりと風に浮かぶピンクランタンの姿を楽しんだ。
にしはら乳腺クリニックの渡辺直樹院長が「乳ガンで子育て中のママが不在になる、高齢者は介護施設での受け入れができないというように日常生活が奪われてしまう。毎年検診を受けていても乳ガンには罹患(りかん)する。検診を受けた日に自分で触って健康な状態をチェックしておき、定期的に触って異常を早く見つけることが大事」と呼びかける。
イベントの司会を担当したFMゲンキの杉山ひろこさんは「乳がんについて知らなかったことが多い。しっかり検診と自己チェックを続けたい」と話す。