姫路市民らが育てたホップを使った「はりまの市民で育てたビール」が現在、姫路市内で販売している。
地元の設計事務所や飲食店、建築会社が集まり、さまざまな「みどり」を広める社会実験として立ち上げた「播磨グリーンラボ」が開発を手掛けた同ビール。
栽培を希望する市民にホップの苗を販売したほか、市民がそれぞれ育てたホップの収穫も行った。ビールは「明石ブルワリー」が醸造を担当した。醸造費用はクラウドファンディングで集め、出資者にはパーティーへの参加券や完成したビールなどのリターン品を提供した。
IPL(インディア・ペールエール)と呼ばれる、中程度かそれよりもやや高いアルコール度数のクラフトビールに分類される同ビール。同ラボメンバーでは「ホップの香りが強く、アルコール度数は5.4%、フルーティーで何回も飲みやすい味に仕上がった」と自信を見せる。
価格は330ミリリットル入り=700円。同ラボメンバーの経営する飲食店「SPOON」(姫路市東雲町)、酒販店「エルデベルグ平井」(姫路市土山東の町、TEL 079-297-6123)で販売する。