見る・遊ぶ 暮らす・働く

スタントマンが交通事故再現 姫路工業高校で自転車安全教室

スタントマンによる自動車交通安全教室

スタントマンによる自動車交通安全教室

  • 0

  •  

 姫路工業高校(姫路市伊伝居)で9月26日、高校1年生を対象としたスケアード・ストレイト自転車交通安全教室が姫路市内で初めて実施された。

交通ルールの座学

[広告]

 同教室は、スタントマンによる疑似交通事故を目の前で見ることで、恐怖を体感して事故の恐ろしさを知り、交通ルールの大切さを教育する手法。

 本年度、兵庫県の新規事業として県立高校10校を選定して行われ、県内では太子高校・伊丹西高校に続いて3校目。

 模擬交通事故は、全国で自転車の安全について体験授業を行っているスタント会社「ワーサル」(東京都渋谷区)の協力を得て行われた。

 交通ルールを守ることの意義についての講義、DVDによる事故事例、自転車安全利用五則、事故時の対応などについて座学で学び、あいにくの雨天のため体育館で疑似交通事故体験が行われた。体育館の床に敷かれたシートを道路に見立てて、「歩行者専用道路での自転車事故再現」「見通しの悪い交差点での交通事故」「傘差し運転による自転車事故」など7つの模擬事故体験が行われた。

 生徒からは「二人乗りがいけないことは分かったが、実際には二人乗りで後ろに乗っていた人も処罰されるのか」という質問に、「原則は運転者だが、同乗者にも事情や二人乗りに至った経緯を尋ねる場合がある」と、どちらも処罰の対象になる場合があり得るなどの質疑応答も行われた。

 受講した生徒は「今日から自転車での交通ルールを守っていきたい」と話していた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース