姫路市夢前町莇野(あぞの)で8月16日、村おこしイベント「あぞのどろんこ祭り」が行われる。主催は地域の住民らでつくる「あぞの村おこし委員会」。
会場は、姫路市立莇野(あぞの)小学校の南500メートルの水田。競技は、1チーム6人で戦う「どろんこつなひき」で始まる。綱引きの綱は消防ホースを使う。続いて小学生以下の種目「ようかいどろっち」。妖怪に扮(ふん)した実行委員をビニールボールなどでやっつける。3種目目はそりに1人乗せて2人でそりを引っ張る「どろんこそりレース」。最終種目は、数人で1本のフラッグを取りあう「どろんこフラッグ」。
同祭り実行委員長の橋本和博さんは「今年から、どろんこ祭りに参加した人を泥人(どろんちゅ)と呼んだり、泥の妖怪をやっつける小さなお子さま向けの演目を設けるなど、幅広い方々に興味を持っていただけるよう工夫している」と話す。
橋本さんは「参加チームには仮装を必須として呼び掛けているので、競技に出なくても、見るだけでも楽しいイベントになると期待している。思いっきりどろんこになって、夏の思い出づくりに来てほしい」と期待を込める。
8時45分開始。雨天中止。