姫路で「ひめじ田宴アート」お田植え祭-泥んこサッカーも

お田植え祭では、地元の大学生や家族連れなど約800人が苗の植え替え作業に参加した。(写真=サンダ印刷 三田泰)

お田植え祭では、地元の大学生や家族連れなど約800人が苗の植え替え作業に参加した。(写真=サンダ印刷 三田泰)

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 姫路市夢前町田んぼに稲穂で絵を描き出す田んぼアート「ひめじ田宴アート」の「お田植え祭」が6月19日・20日に行われ、多くの参加者でにぎわった。

「どろんこサッカー HIMEJI カップ 2010」の様子

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 ひめじ田宴アートは「地産地消」「農業体験」「観光客の誘致」をテーマに、市民らがつくる実行委員が企画したプロジェクト。赤や黄色に色づく苗を使い田んぼに絵を描き出す。今年で3回目。今年のテーマは「姫路城と鎧(よろい)」。デザインは、公募で集まった46点の中から姫路工業高校デザイン科の田住優花さん(16)の作品が採用された。

 お田植え祭では、家族連れや地元の大学生のほか、田住さんや北京オリンピックで銅メダルに輝いた元陸上選手の朝原宣治さんも参加。ドット表を手に約800人が苗の植え替え作業に挑戦した。実行委員の大坪慎一さんは「天気が心配だったが 絶好の田植え日和になって良かった」と話す。

 そのほか、地元の子どもたち約160人が田んぼで泥だらけになりながら行う「どろんこサッカー HIMEJI カップ 2010」や最新の農業機械を紹介する「アグリンピック」も行われた。

 ひめじ田宴アートは7月中旬から色づき始め、10月ごろに見ごろを迎える。

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