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姫路経済新聞が5周年、身近なニュースの配信で-「覆面編集部員」も協力

長沼実侑紀編集長(写真右)と前田昌宏記者(同左)。姫路経済新聞を運営する「ウエストデータプロ」(姫路市飾磨区三宅1)で。11月12日

長沼実侑紀編集長(写真右)と前田昌宏記者(同左)。姫路経済新聞を運営する「ウエストデータプロ」(姫路市飾磨区三宅1)で。11月12日

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 姫路経済新聞が11月15日、ニュース配信開始から5周年を迎えた。

取材メモに使う「測量野帳」は年間約15冊

 姫路経済新聞(以下、姫経)は、「みんなの経済新聞ネットワーク」(本部=東京都渋谷区)が現在、国内外83エリアに展開するニュース配信サイトの一つ。姫路市内を主な取材エリアとし、2008年11月にスタートした。現在までの記事数は1000本超。運営はウェブプロモーションなどを手掛ける「ウエストデータプロ」(姫路市飾磨区三宅1)で、長沼実侑紀社長が編集長を務める。

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 「姫路には独自の技術を持つ地場産業や世界文化遺産国内第1号の姫路城など誇るべき地域資源が多数ある一方で、マスコミやインターネットといったメディアの活用に至らず情報を発信する力に欠けるところを残念に感じてきた」と長沼編集長。「姫経を運営することで自ら情報を発信し、姫路の事業者やまちづくりに携わる人を応援していこうと決めた」と振り返る。

 姫経では現在、同社と契約を結ぶ記者1人が記事の執筆を担当。記者は、手弁当で情報を収集・提供する「覆面編集部員」6人の協力を得ながら市内各所で取材にあたる。モットーは「街の記録係たれ」。地元ならではの「街ネタ」をニュースにまとめ、平日一日あたり1本のペースでインターネットを通じ配信する。

 前田昌宏記者は、「75万人ともいわれる都市圏人口を持ちながらも新聞社や放送局を持たない姫路は、マスコミと縁遠い街。独自のニュースチャンネルとして生活者の視点から街の動きを見守りながら、姫経を地元に根差したメディアへ育てていきたい」と話す。「読者には『こんなことでもニュースになるのか』と感じてもらえれば幸い。姫経のニュースソースは身近さが信条。気軽に情報を提供してもらえれば」とも。

 購読は無料。ホームページのほか同時配信の「Yahoo! ニュース」でも読むことができる。