JR姫路駅ビルの商業施設「ピオレ姫路」(姫路市駅前町、TEL 079-226-0123)が4月30日、グランドオープンした。
売場面積は約1万3000平方メートル。店舗数は119店で、核店舗の「東急ハンズ」など87店が姫路初出店。地上6階地下1階建ての新しい姫路駅ビル内に入る。運営は、JRの関連会社「神戸SC開発」(神戸市東灘区)。同社では、同施設を2008年から進めてきた「JR姫路駅総合開発プロジェクト」の集大成に位置付ける。
オープンに合わせ、周辺で同社が運営する既存商業施設「PLie(プリエ)」3館もそれぞれ「piole(ピオレ)」に改称。4館合わせて約2万3000平方メートルを一体運営していくという。
当日は、オープンを控え9時30分頃には約200人が行列。10時の開店を待ちわびた。9時35分には、同社の中村順一社長ら7人がそろい、くす玉を割ると同時にテープカット。東急ハンズ(東京都渋谷区)の榊真二社長も姿を見せた。10分ほど開店を早め9時50分にドアが開くと、来館客らが一斉に店内へ入った。
「8時頃から並んでオープンを待っている」と行列の先頭で桂由希葉さんと末影桃子さん。「入館後はさっそく目当てのブランドで買い物を楽しみたい」と話していた。
営業時間は10時~21時。