姫路駅南口の居酒屋「楽歳(がっさい)」(姫路市豊沢町)の2号店「駅北店」(駅前町、TEL 079-288-8890)が12月14日、オープンから3カ月目を迎える。
店舗面積は55坪。席数は60席。店舗は広い間口とフロアを備え、同駅北口のアーケード街「おみぞ筋」の一角に店を構える。店内では照明の色や照度などを工夫。古民家を利用した駅南口の店舗とは、現代風の明るいイメージで差別化を図る。
メニューは旬の魚が中心。酒は各地から取り寄せた焼酎や果実酒に力を入れるほか、姫路など播州の地酒も多数そろえる。「20年間にわたり新鮮な魚を提供し続けてきたことが信用につながっている」と胸を張るのは店主の森川敬さん。「料理と酒をお値打ちに味わっていただくことが信条」とも。訪れる客は常連の姿が目立つ。
同店では現在、忘年会プランに続き、正月2日から提供する「新春特別メニュー」の企画に注力。新年会の需要も狙う。併せて正月期間中は正午から店を開くことで「昼飲み」営業を実施。おとそ気分を味わいたい客の期待に応える。
「『居心地の良さ』を追求しながら店を営んできた20年。今後も地元から愛される居酒屋であり続けたい」と森川さん。「若い人や女性も気軽にのれんをくぐってもらえれば」と穏やかな笑顔を見せる。
営業時間は16時~24時(土曜・日曜・祝日は12時~)。元日休業。