ラーメン店が軒を並べる姫路市琴岡町に4月5日オープンしたラーメン店「豚の助」(姫路市琴岡町、079-298-1550)は6月20日、夏期限定で新メニューの提供を始めた。
同店は、2007年12月に新開地(神戸市)にオープンしたラーメン店。コクのあるトンコツスープのラーメンを中心に、みそ、塩、しょうゆと幅広くメニューをそろえる。昨年8月に花田町に2号店を出店し評判も上々だったが「家賃が高かった」(菅正男店長)ことから、4月5日にラーメン激戦区として知られる琴岡町に移転オープンした。
新メニューは、かつおだしが効いたしょうゆベースの中華そばに、幅約20センチ、厚み3~4ミリの巨大なチャーシューが2枚のる「ドデカチャーシューメン」(880円)。チャーシューは鹿児島産の「大豚」を使用。大きさは通常の倍以上もあるため、たれに漬け込む時間なども倍近くかかるという。
そのほか、16種類の魚介スープで仕上げた塩ベースの「冷やしらーめん」(630円)や、かつおだしに紀州産の梅を合わせた「梅冷めん」(680円)も季節限定 で提供する。菅さんは「6月はインフルエンザの影響で利用客が減っていた。新商品をきっかけに多くの人に『豚の助』」味を知ってもらえれば」と期待を寄せる。
メニューは、こってりとしたトンコツスープの「こくらーめん」(730円)、野菜のたっぷり入った「塩野菜らーめん」(680円)、「みそらーめん」(680円)、「中華そば」(630円)、「つけめん」(680円)、激辛の「辛らー めん」(680円)など。そのほか、「おこさまらーめん」(550円)や、うつわを直火にかけて調理する「石焼チャーハン」(400円)も用意。オーナー の岸本純夫さんが他店で食べておいしかったラーメンを「うちでも出せないか」と商品開発を続けているため、メニューにはバラエティ豊富な商品が並ぶ。
営業時間は11時~15時、18時~翌2時。利用客には30円・50円・70円とステップアップで値引きするサービス券も配る。