地上約25メートルから姫路城を真正面に望むイタリア料理店「ムゼアーレ・ミア・アルベルゴ」(姫路市本町、TEL 079-281-0070)が6月1日、1周年を迎えた。
同店の運営は、オーベルジュウエディングを展開する「セトレ・ハイランドビラ 姫路」(広嶺山)。総支配人の林千飛己さんが、イタリアミラノで50年以上の歴史をもつ「アンティーコ アルベルゴ」で3年間修業を積んだ後、姉妹店として舞子にオーベルジュスタイルの1号店をオープン。昨年6月に2号店として同店をオープンした。
店舗面積は約150平方メートル。席数は50席。姫路城を真正面に望むことができる店内は、黒を基調に落ち着いた雰囲気で開放的な空間を演出する。支配人の楢崎洋一さんは「窓に広がるダイナミックな姫路城に初めて来店した方は皆驚く。わたしも初めて見た時は驚いた」と話す。
メニューは、瀬戸内のシーフードや国産牛を使った3種類のコース(3,000円~)や、「トスカーナ」「ラツィオ」「カンパーニャ」などイタリアの地方テーマにした月替わりのコース(7,500円~)のほか、パスタやリゾットなど一品料理もそろえる。「地産地消」をテーマに、本場ミラノの味を瀬戸内の鮮魚や地元で採れた有機野菜など使用して再現しているのが特徴。パスタメニューの麺は、ペンネ、フジッリ、タリアテッレなど7種類から選べる。客単価は5,000円~6,000円。
同店では、1周年を記念して期間限定で特別コース(6,500円、ランチ=3,300円)を用意する。「本格イタリア料理店としてもっと多くの人に知ってもらい、素材にこだわった本場ミラノの郷土料理を楽しんでもらえれば」と楢崎さん。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~20時30分。火曜定休。1周年記念特別コースの提供は今月30日まで。