姫路駅前のアーケード街で11月9日、街路に敷いた畳の上で宴会を楽しむイベント「姫路!元気!畳座!」が開催される。
みゆき通りと二階町のアーケード街を舞台に開催される同イベント。2007年に「姫路菓子博」(2008年)のキャンペーンと商店街の活性化を目的に初めて開催して以来、今回が6回目。当初は二階町のみで開催していたが、イベントとのタイアップなどを重ねることで賛同の輪を広げ、今回は、二階町と西二階町、姫路御幸通、駅前の4商店街などでつくる実行委員会が主催する。
当日は、みゆき通りと二階町のアーケードが交差するヤマトヤシキ(姫路市二階町)付近を中心に街路へ360畳分の畳と75卓・750人分の座卓を設置。座卓1卓あたり10人を目安にグループで参加し、宴会を楽しんでもらう。
「アーケード街を利用する同様のイベントは各地に例があるが、立ち席やテーブル席が主体」と実行委員の玉田恵美さん(姫路市在住)。「畳の上に座って飲み食いできるイベントは姫路ならではのもの」と説明する。
各座卓は指定席で、人数などを予約することで、グループごとに主催者が席を割り当てる。飲食物をはじめ調理器具やグラス、食器などはグループごとで用意し持ち込むか、周辺飲食店の出前を利用する。希望者は、主催者が用意するしゃぶしゃぶ(1人前=1,500円)とキムチ鍋(同=950円)を予約できる。
「指定席なので、大人数のグループでも安心して参加してもらえる。10人未満のグループでの参加も可能」と玉田さん。「グループごとに季節にふさわしい鍋物などを用意してもらい、アーケード街の『地べた』という日常では許されない場所でにぎやかに楽しんでもらえれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は19時~21時。要予約。参加費は2,000円で、1,000円分の飲食チケットが付く。飲食チケットは、当日出店する生ビールや地酒、たこ焼き、おでんなどの屋台10店で利用可能。座席予約など詳しくは、姫路コンベンションサポートのホームページで確認できる。